冬に多いペットの病気について

年末が近付いてくると色々な分野で様々な切り口でランキングが取り上げられますね。そこで「獣医さんのアドバイス」でも冬になると発生が増加する病気のランキングをしてみました。日頃の診療の中でこの疾患が増えてくると冬の訪れを感じます。
1. 泌尿器疾患
2. 関節炎
3. 呼吸器疾患
4. 心循環器疾患
5. 伝染病
やはり寒くなると特に猫で泌尿器疾患が増加します。飲水量の低下で尿が濃縮し膀胱内に貯留する時間が長くなることが主な原因かと思われます。
寒くなって散歩する頻度や時間が低下し、水分の摂取量が減り運動不足になると足腰の筋肉が衰えたり体重が増えたりして関節炎になりやすくなります
また空気が乾燥して気温が下がると鼻や喉の粘膜の働きが弱まり、細菌やウイルスの侵入に対する抵抗力が低下する。その結果、鼻炎や咳が多くなります。
さらにこの時期は特に老齢や既往症のあるペットは心循環器疾患が進行したり、悪化する確率が増加します。最近ではペットのワクチン接種率が上がり、冬場に伝染病の発生が急増することは少ないですが人間同様猫では呼吸系の伝染病が発生し、寒さにより胃腸の動きが悪くなるとペット全般で消化器系の伝染病が発生します。
年内には一度、予防接種、健診や食餌管理などについてかかりつけの獣医さんに相談してみてください。