いつでも飼い主さんのそばに、
大切な家族を守ります。

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私たちについて

 

日本小動物獣医師会は、日本全国の開業獣医師によって構成されています。

獣医師には、牛や豚といった畜産動物を診療対象とする獣医師と、家庭で飼育される犬や猫のような小動物を診療対象とする獣医師が存在します。
1960年代頃から家庭におけるペット飼育の人気が高まり、小動物の臨床にあたる獣医師が増加していました。そこで全国の小動物開業獣医師と、小動物の学会を統一した組織の設立が求められていました。

そんな中、東京畜犬事件が起こります。当時の日本において珍しかった、海外の犬を繁殖して利益を得るために会社が輸入し、会員に購入させていました。繁殖して利益を得ることだけを目的に犬を購入した会員によって、多くの犬が捨てられたり、ずさんな飼育によって命を落としたりしました。
この事件によって、日本における小動物の扱いに危機感を感じた開業獣医師たちが結成したのが、現在の日本小動物獣医師会の前身にあたる組織です。
日本獣医師会の中にあった「東京畜犬問題対策協議会」、「六大都市連絡協議会」を土台として、1971年に800名余りの臨床開業獣医師によって「全日本小動物臨床獣医師協議会」が設立されました。
その後、1978年に名称を「日本小動物獣医師会」に改称。1985年には世界小動物獣医学会を東京にて開催し、日本を代表する組織として国際的に認知されるようになりました。

現在では約3,000名の獣医師会員を有し、日本最大の開業獣医師団体として認められています。

近年は「獣医療を通じていかに社会に貢献するか」をモットーに、様々な事業を行っています。
獣医師同士で連携してよりよい医療体制を築くのはもちろん、学術団体としての活動や動物愛護・動物福祉にも力を入れています。

賛助会員・関連団体